シミ抜き

時間の経過とともに透明だったシミが、空気中の酸素と反応し黄ばみになります。

早くクリーニングすることが、衣類を守る最高のテクニックです。

シミの構造について

シミは油(食油・グリス・皮脂)、蛋白・デンプン(ご飯・牛乳)、タンニン(お茶・コーヒー・紅茶)、色素(ボールペン・インク)によって構成されています。

シミのついた直後

この段階では、シミはラクに落とすことが可能です。通常クリーニングにて対応可能です。

シミの種類により、クリーニング方法は変わります。油汚れはドライクリーニングを施し、水溶性の汚れは水洗いクリーニングを行います。

油汚れとは主に食油、グリス、皮脂、ファンデーションなどが原因で付いた汚れを言います。

水溶性の汚れとは主にお茶、コーヒー、ジュース、酒、汗、尿などが原因で付いた汚れを言います。

汚れの原因次第で施すクリーニングが変わりますので、原因をお伝えいただけると最適なクリーニングを行えます。

シミがついて1週間〜10日

この段階まで進行しますと、若干シミが落ちにくくなっております。シミは衣服の繊維に入り込んでいきます。

この段階でのシミ抜きはシミの構造を1枚1枚剥がしていく作業となります。まず、油を取る薬品を使ってシミ抜きを行なっていきます。次に、たんぱく質を分解する酵素、その次にタンニンを分解する酵素を使ってシミ抜きを行います。

シミがついて1ヶ月以上

この段階のシミを落とすためには、クリーニング店の特殊技術が必要となってきます。シミはだんだん繊維を痛めていきます。

シミ抜きで落ちない段階まで進行してしまっておりますので、その場合は漂白を行うことになります。漂白剤をつけて熱を加え、色素が消えたら中和してすすぎます。この作業を繰り返してシミを落としていきます。

古いシミ

上記よりさらに時間が経過してしまった古いシミは、完全に落とすことは困難です。この段階のシミ抜きはいわば外科手術ですので、傷跡(脱色やケバ立ちなど)が残る可能性があります。

シミがついてしまったら、できるだけ早めにクリーニング店にご用命ください!